お兄ちゃんから妹への「はいどうぞ」
うちには3歳の息子と1歳の娘がいます。息子は食いしん坊で、おやつの時間が大好きです。お昼を過ぎると昼ごはんを食べたすぐ後でも「おやつまだー」とおねだりしてきます。
娘が離乳食を卒業し、お兄ちゃんと同じおやつを食べはじめるようになってから、おやつの場が荒れるようになりました。ミカンやピーナッツなどのおやつを2人分まとめて準備すると、お兄ちゃんが全部食べてしまいます。一緒に出してテーブルで分けるとダメなのかと思い、初めから分けて出しても、お兄ちゃんが妹の分まで取ってしまいます。妹が泣き、それを見てお兄ちゃんも泣くという始末です。
そこで、妻がミカンの皮剥き、中を一つ一つに分けるという流れを遊び感覚でお兄ちゃんに伝えてみました。分けるときは4人分に分けました。遊びは大好きなので、お兄ちゃんは何個も夢中でミカンを剥きました。
すると、次のおやつの時、お兄ちゃんが率先して、ミカンの皮剥きを始め、分けるところまでやってくれました。そして、妹にも「はいどうぞ」と分けることができるようになり、和みながらおやつが食べられました。しばらく荒れて大変だったおやつの場でしたが、お兄ちゃんと妹の仲睦まじい姿が見れるようになり、ほっこりします。