第2回:育児と仕事の両立に成功した父親のリアルな事例
現在はNPO法人ファザーリング・ジャパンの副代表理事であり、様々な分野で幅広く活動され、ご本人も育児休業を取得された経験もある徳倉義之氏から子育て中のパパへ向けたメッセージです。
【「自分にもできそう」が見つかる】制度を賢く使って家族時間を増やす具体的工夫
育児と仕事の両立に成功している父親たちは、決して特別なスキルを持っているわけではありません。彼らは共通して、「会社の制度を上手に使い、家族との時間を確保する工夫」を実践しています。
たとえば、育休長期取得をした父親の多くは、職場の理解を得るため、妊娠判明後すぐに上司に相談し、業務の「見える化」と「マニュアル化」を徹底しました。
育休取得と仕事の両立に関わる葛藤は当初はありますが、「自分がいなくても回る仕組み」を作ったことが、復帰後のキャリアにもプラスに働いたという声が多数あります。
また、長期の育休が難しくても、「定時での効率的な働き方」や「時短勤務やフレックス制度の活用」で両立を図るケースもあります。
ある父親は、フレックス制度を利用して「朝7時から16時まで」を定時とし、夕方以降をまるごと育児時間にあてました。
これにより、保育園の送迎をすべて担当し、妻の負担を大きく軽減。上司も「朝型の勤務で生産性が上がった」と評価しています。
やはり重要なのは、「家族との時間を確保するための工夫」です。
両立パパたちは、残業を当たり前とせず、移動時間やスキマ時間に仕事のタスクを整理したりと、集中力の高い働き方にトライすることもいいかもしれません。
あなたも一人で乗り越えるのではなく、例えば夫婦で週末夜にそれぞれの翌週の仕事と育児のスケジュールを共有することで、急なトラブルにも備え、ストレスなく家族時間を確保するイメージを持つ事も大切です。
もちろん予定通りにいかない事もあるでしょう。
その場合も想定して、社内制度や地域のファミサポ利用などを検討し育児と仕事を両立する様々なものを利用する事も有効です。
そのマインドが両立の第一歩です。