石川県/(公財)いしかわ結婚・子育て支援財団

いしかわパパ子育て応援キャンペーン

ほっこりエピソード応募作品

応募作品

休日はホットケーキの日

ブルームーン(加賀市)

「パパ!ホットケーキ作るよ!」
4歳の長男が私に言います。毎週のように、この言葉で起床。息子はワクワクして早起きできるようです。
我が家は両親共働き、そして私が料理好き(仕事でストレスを抱えた時にも料理をすると忘れられます)なこともあり、夫婦どちらも台所に立ちます。
その影響もあってか、2ヶ月ほど前から一緒にホットケーキを作るようになりました。初めは卵がきれいに割れなかったり、粉を混ぜる時に豪快にこぼしたりして泣いていましたが、すっかり一人前に成長。最近は、手慣れた手つきで材料や調理器具を1人で準備し、「今日はバナナかな。チョコレートかな。」とホットケーキのアレンジまで考えることができるようになりました。
今日も美味しいホットケーキを食べ、元気に遊びに出かけます。


カレー作り。まさか香辛料にまで手を出すことになるとは・・・

水球バカの父(金沢市)

カレーぐらいは作ろうと思い、月に1回は休日カレーを作るようになりました。最初は市販のルーをレシピ通りに作ることから始まり、次第にルーをブレンドすることを覚え、今では香辛料から作るように。さすがにもうこれぐらいでいいだろうと思っていた矢先に、子供たちから渡された誕生日プレゼントは・・・自家製カレーの作り方。まだまだ極めろとの家族の声が聞こえた気がしました。最近では、妻も子供たちも自分の誕生日メニューに私の作るカレーを希望。
妻に少しでも休んでもらえればと始めたカレー作り。こんなに家族みんなに喜んでもらえるとは思わず、まだまだカレー道は続きそうです。


切迫早産での入院

ゆいはん(かほく市)

先日、妊娠8ヶ月の時に切迫早産の危険で急遽入院することになり、入院期間が1ヶ月以上となってしまいました。
現在、家では3歳になったばかりの息子1人(保育園に通っています)と旦那、私の実母と暮らしているのですが、息子は甘えたい盛りのママっ子でパパは仕事柄、週末は仕事で平日休みなので、私が1ヶ月も家を空けるとなると大変なことになると想定していた中、更に園でのコロナのクラスターが起こり、数週間の休園などバタバタと大変でした。(幸い、うちの家族内では感染者は出ずでした!)
そんな状況下でたくさんの変化がありました。
まず息子が、いつもなら誰かを呼ぶ時や話しかける時に第一声が必ず「ママ!」と呼んでから、あっ違うとなって「パパ」や「あーちゃん(おばあちゃんの事)」と呼んでたのですが、私が帰った時に一緒に遊んでいると第一声が「パパ!」になっていました!!
入院した当初は寂しくてしくしく泣いていた息子が、一生懸命自分なりに状況を理解して順応していることに、とても成長を感じると共に寂しさも覚えました(((^_^;)
そして、トイトレも進めていたのですがなんとパパと一緒の時に初めてお家で出来ました!
パパの子育てに対する頑張りには頭が上がらない程で、もちろん母にもとても助けられ無事に安心して入院生活を送ることが出来たことに、これから産まれてくる赤ちゃんと家族みんなで色んなことを乗り越えていけるな!ってゆう自信に繋がりました?
家族が1人増えることへの不安が楽しみに変わったことが、何より嬉しかったです!!


初体験

隊長(小松市)

娘が生後2ヶ月が過ぎた頃、奥さんに産後の骨盤ケアへ行ってもらう為、初めて娘と2人でお留守。
ミルクも搾乳母乳もあるし、オムツも変えれる。ゆっくりしてきて~と見送りました。
時間になり、ミルクをあげながら太ももがやたら温かくて違和感。
初めて見る量のうんちがオムツから漏れて僕の太ももにもべったり。
オムツを外すと僕の手につき、手を拭こうとオムツを避けると、娘の足にも付き、足を曲げるたびにシーツにのびる。
もう、お手上げ。
新しいオムツに替え、娘と自分の服を替え、シーツを剥がして何とか片付いた時に奥さんが帰宅。
一連の流れを話すと、『そんな事、一度もない』と爆笑。
『本当は、もう一件寄りたい所があったけれど嫌な予感がして帰って来た』と。家の事は気にせずリフレッシュしてほしかった気持ちと、帰ってきた安堵感、母の勘って凄いなと思ったあの出来事は今でも忘れません。
これぞまさに初めての事だらけ。
その後しばらく、僕がうんちオムツを替える時のネタになりました。


トイレ掃除の習慣

たくなおパパ(金沢市)

最近妻のご機嫌がよろしくない。理由は分かっている。トイレ掃除のやるやる詐欺だ。俺がやると言って放置していた。となりの部屋では息子が宿題をやらずに動画を見ていて、いつも以上に怒られている。自分のせいで雰囲気が悪くなっている気がして、罪悪感に襲われた。調べてみると、やる気は出すものではなく出てくるものらしい。また、続かないのは目標が高すぎるからだとか。そこで、とりあえず使用後にトイレットペーパーで便座裏を拭くことにした。それを何日か続けていると、他に拭くところを探して今まで拭いたことのない洗浄ボタンを拭いていた。そして、いつのまにかお掃除シートとブラシを毎朝手にしている自分がいた。今では少しの汚れも気になってしょうがない。妻のご機嫌が良くなったかはまだ分からないが、やるやる詐欺からは足を洗えそうな気がする。