石川県/(公財)いしかわ結婚・子育て支援財団

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ほっこりエピソード応募作品

応募作品

甘えさせてくれる頼れる父ちゃん!

ちゃーちゃん(白山市)

我が家は男の子ふたり兄弟です。
男の子2人なので年々わんぱく具合がましていく一方です。
そんな2人は父ちゃんがとっても大好きです!なぜかと言うと…何事にも厳しいかぁちゃんにはあれもダメ!これは危ない!ダメダメ言われる事が多くてかぁちゃんは怖い存在と思われてるはずでず。笑
父ちゃんは、子供達がこう言ったことがしてみたいと言うと、快く子供達のしたい事を叶えてくれます。例えば五歳のお兄ちゃんが自転車でサイクリングに行きたい。と言うときがありましたが、かぁちゃん的には、まだ自転車乗れたてだから不安なのでやめたほうがいいなと、思うところなんですが父ちゃんは率先して連れて行ってあげてくれました。ちゃんと危ない事は教えながら子供達のやりたい意欲をつねに尊重してくれる父ちゃんには、わたし自身も助けられてますし、見習って子供達の意思を尊重してあげたいとおもいます。またそんな父ちゃんの背中をみて子供達も父ちゃんの様にアグレッシブで優しく育っていって欲しいなと思います。


妻よりも子供の方が愛情を感じた瞬間

りん(白山市)

結婚式の時が最大に痩せていた私(妻)。第一子の妊娠が分かった時に妻である私に言った一言。「我が子が生まれるし、ダイエットしよ!」なぜか尋ねると「我が子との写真に太ったお父さんで残るのは嫌だからさ」との事。
私との結婚式よりも我が子の方が可愛いんだなと感じた瞬間でした。その後、旦那は人生で一番痩せ、第三子が産まれた今も結婚前のピーク程にはならずに体型維持しています。


お手伝いさんは見た

3杯目のコーヒー(金沢市)

卯辰山から朝日が差し込む寝室。崩れた「川の字」の妻と娘二人に心で「おはようございます」。至福のモーニングコーヒーをいただき、朝食とお弁当作りのスタートだ。 共働世帯の朝は忙しく、ワンパターンメニューに文句もでない。ある日次女から、髭面と「いつもりょうりをつくってくれてありがとう」と書かれた画用紙をもらった。父の日はこんな風にもやってくるんだと目を細めた。 次女は時折、キッチン脇から朝日のように頭を出しバタバタを観察していたのだろうか、少しお手伝いができるようになった。得意料理はスクランブルエッグ、そして得意技はキックで引き出しを閉めることだ。 はずかしながら父の秘儀をちゃっかり盗んでいたのね~。

伸びしろ

よりりん(金沢市)

子どもたちの成長は早い。2歳の下の子は、毎日毎日話せる言葉が増えていくし、5歳の上の子 は習っている空手とサッカーがメキメキと上達していく。サッカーのドリブル対決では負けること があるほどだ。誰かに負けることが嬉しい日が来るなんて思いもしなかった。 能力だけでなく心もちゃんと成長している。兄はいつも弟の遊び相手になってくれる。ブロック で玩具を作ってあげることもある。逆に弟も兄が泣いていると涙を拭くためにティッシュを持っ てきてくれたりと、小さいながら相手を思いやる気持ちが芽生えている。 これから先どれだけ伸びていくのか、その伸びしろの限界はまだまだ見えない。 子どもたちに比べると、自分の伸びしろはもう殆どないのだろう。だけれど、子どもたちがより 高く成長できるように、自分ももう少しだけ高い壁になれるように伸びる努力をしようと思う。


我が家の小悪魔

よりりん(金沢市)

我が家の5歳と2歳の男の子を見ていると、昔観た「グレムリン」という映画を思い出す。 普段はぬいぐるみのように可愛い「モグワイ」だが、夜中に食べ物を与えると「グレムリン」と いう小悪魔に変身して悪さをし始める不思議な生き物を描いた作品だ。 我が家の子どもたちは夜の9時には寝るので、夜中に食べ物を食べることは無いはずなのだが、不 思議なことに起きた瞬間から「グレムリン」になっている。 朝から晩まで家の中を走り回り、ブロックで作った自作の武器を振り回す。そしてイタズラに疲れ たらお菓子をねだり始める。我が家の小悪魔にはハロウィーンのような駆け引きは存在しない。 寝る直前になっても、布団の上で最後の力を振り絞るように全力で体当たりを繰り返してくる。こ うして一日を暴れ通した小悪魔たちはようやく眠りにつく。 寝ている間だけ、小悪魔「グレムリン」たちは、天使のように可愛い「モグワイ」に戻る。 ただ、映画と違う点は、私にとっては「グレムリン」も「モグワイ」と同じくらい可愛いのだ。


夫に家事はできるのか?

ちゃけママ(白山市)

我が家では、子どもが産まれたのをきっかけに家事の分担をするようになった。
平日に特に負担の多い家事を「料理、皿洗い」と「子どものお風呂、洗濯」の2つのグループに分け、夫と交替で回している。これなら自分の担当がハッキリしているので、先に色々と気づきがちな私に負担が偏ることは少ない。最初は夫に家事を任せて大丈夫かとソワソワしたが、そんな心配をよそに、夫の家事力は確実に向上している。
息子とのお風呂では、おもちゃでユーモラスに遊んでくれるので、笑い声が風呂場から絶えない。その笑い声を聞きながら夕食を用意するのはなんと幸せなことか。
料理は一皿で完結しがちな私と違い、いつも何品も作ってくれる。調理時間が長めなのがネックだが、おいしいのでいつも楽しみにしている。最近に至っては、夕食後に皿洗いを済ませたかと思うと、手作りのプリンの仕込みを始めた。息子と一緒にプリン液を混ぜて、夜のうちに焼き上げた。
次の日の朝には冷やされたプリンが食卓に並んだ。
夫のおかげで晴れやかな朝を迎えることができたのだった。


一緒に見る教育テレビ

暁(津幡町)

教育テレビを一緒に見るようになり、日々、歌や踊りの物真似クオリティが上がっていることに驚きを感じています。また、大人も思わず口ずさんでしまう良い曲が多いことが分かり、いつの間にか私も歌って踊れるレパートリーが増えてきました。一緒に踊るとキャッキャと喜んでくれるので、みんな笑顔になっています♪


オレンジジュース

さかすパパ(金沢市)

妻が腐りそうな大量のオレンジを前に呆然としていたので、搾りたてオレンジジュースの作成を申し出ました。
妻が子どもとお風呂に行っている間に、ハンドミキサー、フードプロセッサーを戸棚の奥から引っ張り出してオレンジを潰し出したのですが、中々果汁が出てこない。
入浴後、想像以上に少ないオレンジジュースを見て、妻と子どもは大爆笑。
私は台所に残された大量の洗い物、オレンジの皮と手の痒みに呆然とするのでした。


頭の中は美味しい食べ物でいっぱい?

まさ(能美市)

その日は休日で、午前中に2歳の息子とホットケーキを焼きました。美味しくできてご満悦な息子。お腹いっぱいにホットケーキをたいらげていました。さて、夕方になって行きつけの銭湯に息子と行くと、たまに顔を合わせるおじさんが話しかけてくれました。「ぼく、お風呂連れて来てもらっていいねぇ。お名前なんていうの?」息子が答えられるか見守っていると、自信たっぷりの笑顔で「ホットケーキ!」と一言。私もおじさんもキョトンとしてしまいました。もしかして朝のホットケーキのことかな?と思うと、よっぽど美味しかったんだろうなと何だかほっこりするのでした。


祖母と息子が教えてくれたもの

いっちゃんパパ(かほく市)

我が家には生後7ヶ月を迎える息子がいます。
日々の息子の成長が人生で1番の楽しみです。
そんな小さな息子から学んだ、家族の繋がりのお話です。
先日、施設に入所している祖母の容態が悪くなり、コロナ禍で面会が出来ていませんでしたが、1年半ぶりに祖母に会う事が出来ました。ひ孫にあたる息子の顔も初めて見せることが出来ました。その後祖母は穏やかな表情で安らかに息を引きとりました。
後日、祖母のお通夜・お葬式が執り行われました。
私の家族はあまり仲が良くありません。兄弟も会話が少なく、家族で集まる事自体が久しぶりでした。
お通夜やお葬式の後は、家族で食事をする時間がありました。普段は淡々とした空気でしたが、この日は違いました。
息子が父や兄に向かって笑顔でハイハイをしたり、足につかまって遊んでいます。
厳格な父も、寡黙な兄も、優しい表情になり、普段はない会話が自然と生まれ、楽しい食卓の空気になりました。
こんな空気で家族で食事をするのはいつぶりだろうか。
兄の顔を見てちゃんと話をしたのは何年ぶりだろうか。
祖母が亡くなった事で家族が集まったこの時間、生まれて間もない小さな息子が和ませてくれた家族の空気感。
祖母と息子のお陰で、改めて家族の繋がりを感じることができ、こうして過ごせているのも色んな人に支えられているからなんだと思いました。
その日の夜、息子と一緒にお風呂に入っている時に、「今日はありがとう。家族って大事だね。」と伝えました。息子はニコニコ笑っていました。「パパ、しっかりね!頼りにしてるよ!」そう言われてるような気がしました。
家族を大切に、これからも頑張ろうと思ったそんな1日でした。
パパ、頑張るね!